ARシャーシ大好きぴこしんです!
日々ミニ四駆の勉強に勤しんでいます。
タイヤって種類が沢山あって、何が一番いいのか良く分からない!
そうですよね。タイヤと一言で言っても、大きさも違えば素材も違いますからね。
昨今のサーキットレイアウトは非常に複雑になりました。
各セクションの特徴を分析し、対応するタイヤを選ばないと完走すら難しいものとなっています。
今回はタイヤの種類についての紹介をしていきますね!
- 大きさ
- 形状
- 硬さ
この3点についてまとめてみました。
5分ほどで読み終わりますので、タイヤを購入する前にぜひ参考にしてください。
ミニ四駆のタイヤって何種類あるの?
ミニ四駆に無くてはならないパーツと言えばタイヤですよね!
別にノーマルタイヤでもいいんじゃないの?
いえいえ!!タイヤによって走り方が大きく変わっていきます。
どのような種類があるかだけでも把握しておくとよいですよ!
タイヤの種類を「大きさ」「形状」「硬さ」でそれぞれ紹介します。
タイヤの大きさは3種類!
タイヤは大径タイヤ、中経タイヤ、小径タイヤの3種類あります。
スピード重視なら大径タイヤ
大径タイヤの特徴はタイヤ1回展あたりの進む距離が長いこと。
そのためトップスピードが伸びやすいです。
弱点はスタートダッシュで出遅れてしまうこと。
これはタイヤを回転させる力が大きい分、加速に時間がかかってしまうからなんです。
ストレートセクションが多いレイアウトに相性が良いタイヤと言えます。
バランスの取れた中経タイヤ
中経タイヤは大径タイヤと小径タイヤの間の性能です。
大径タイヤよりも姿勢が低くなるので、コーナリングでも安定性してくれます。
またトップスピードも小径タイヤよりも伸びやすいとも言えます。
大径タイヤよりはストレートセクションは苦手ですが、テクニカルなセクションなど組み合わせたレイアウトに相性が良いタイヤです。
コーナリング・パワー重視なら小径タイヤ
小径タイヤは加速力・パワーのある粘り強い走りが特徴です。
タイヤ1回転あたり進む距離は短い代わりに、どのタイヤよりも回転するので坂道も得意!
低い姿勢で走り抜けられるので、コーナリングも安定して走ります。
タイヤの回転する力が強いので、減速した後すぐに加速してくれます。
テクニカルなコースレイアウトと相性が良いタイヤです。
特徴をよく考えて!タイヤの形状は6種類!
タイヤの形状には主にローハイトタイヤ、ノーマルタイヤ、バレルタイヤ、中空タイヤ、オフセットトレッドタイヤ、スポンジタイヤの6種類があります。
それぞれ路面との接地面積が違いますよ。
薄くて跳ねにくいローハイトタイヤ
ローハイトタイヤはタイヤの表面が平らで接地面積が広い造りながら、タイヤが薄いので跳ねにくい特徴があります。
弱点は接地面積が広いので、路面との摩擦力も強い点です。
そのためコーナリングや坂道では減速するリスクがあります。
ちょっと角が丸いノーマルタイヤ
ノーマルタイヤはタイヤの角が丸みを帯びています。
接地面積はローハイトタイヤとバレルタイヤ中間の造りになります。
スピードに乗りやすいバレルタイヤ
バレルタイヤはタイヤの接地面積が最も狭い造りになっています。
路面との摩擦抵抗が少ないのでスピードに乗りやすいですよ!
弱点はグリップ力がないこと。コーナーなどで振り落とされるリスクもあります。
ストレートセクションが多いコースレイアウトに強いです。
似たものとして溝が少ないスリックタイヤというものもあります。
中空タイヤは衝撃に強い
タイヤの中が空洞になっているので衝撃に強く、スロープセクションなどの着地で力を発揮します。グリップ力などはあまり期待できません。
初めてペラタイヤを作る際に扱いやすいタイヤとして評判です。
オフセットトレッドタイヤは履き方で特徴が変わる
タイヤの表面がハの字にカットされていて、接地面積が狭く路面との摩擦が少ないタイヤです。
内側にタイヤの山が来るように履くとコーナリング速度は速い代わりに車体の安定性は低く、外側にタイヤの山が来るように履くとコーナリング速度は遅い代わりに車体の安定性は高くなります。
スポンジタイヤなら軽量でグリップ力◎
スポンジなので軽量で柔らかいのが特徴。
そのため路面を吸い付くようなグリップ力があります。
弱点としてはジャンプなどの着地の際跳ね跳んでしまう点です。
この弱点を抑えた低反発タイプも販売されています。
ハーフタイヤ加工でもよく使用されています。
タイヤの硬さは3種類!
タイヤの硬さには「ソフト」「ノーマル」「ハード」の3種類に分けられます。
ソフトタイヤは跳ねやすいけどグリップ力◎
柔らかい素材なのでグリップ力と加速力に期待できるタイヤです。弱点は跳ね跳びやすいことや、コーナリングで減速するリスクがある点です。
平均的だよノーマルタイヤ
普通のタイヤで、スピード力やグリップ力などは平均的。
可もなく不可もないタイヤです。
ハードタイヤは跳ねにくいけどグリップ力X
硬い素材なのでジャンプの着地では跳ねにくく、摩擦抵抗も低いためコーナリングも速く走ります。表面が硬くツルツルなため加速力には期待できません。
より硬いスーパーハードタイヤもあります。
タイヤの特徴を表でまとめました!
ミニ四駆のタイヤは「大きさ」「形状」「硬さ」のバランスをよく考え、コースにあったセッティングを心がけましょう!
コースアウトしてしまう原因や、加速力が足りないなどの原因はもしかするとタイヤかもしれませんよ。この記事を参考にしていただけると幸いです。
大きさ | 特徴 | |
大径タイヤ | 約31mm | 初速は遅いがトップスピードが乗る |
中経タイヤ | 約26mm | 大径と小径の間。いいとこ取り。 |
小径タイヤ | 約24mm | テクニカルなコースが得意で加速力もある。 |
タイヤの形状 | 特徴 |
ローハイトタイヤ | タイヤが薄いので跳ねにくい。路面との摩擦力あり。 |
ノーマルタイヤ | 接地面積はローハイトタイヤとバレルタイヤ中間の造り |
バレルタイヤ | 路面との摩擦抵抗が少なく、スピードがのりやすい。 |
中空タイヤ | 衝撃に強く、着地で力を発揮。グリップ力は期待できない。 |
オフセットトレッドタイヤ | 接地面積が狭く路面との摩擦が少ないタイヤ。 |
スポンジタイヤ | 軽量で柔らかい。グリップ力はあるが跳ねやすい。 |
タイヤの硬さ | 特徴 |
ソフトタイヤ | グリップ力と加速力がある。跳ねやすい。 |
ノーマルタイヤ | 可もなく不可もない、平均的なスペック。 |
ハードタイヤ | コーナーでも速い上に跳ねにくい。グリップ力はない。 |
コメント