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ドレスアップだけじゃない!?肉抜きはミニ四駆を低重心にします!!

ミニ四駆
ぴこしん
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ARシャーシ大好きぴこしんです!

ミニ四駆の勉強に日々勤しんでいます。

 

ネットで肉抜きすると重心が低くなるって見たんだけど、重心って何?

 

重心とは物体にかかる重力をある一点に集め、その質量を支えることのできる作用点のことです。

 

ミニ四駆が低重心になると、コーナリングの安定性向上・ジャンプセクションの姿勢安定に貢献してくれますよ!

 

今回は奥の深いミニ四駆の重心について紹介いたします。
5分ほどで読めて低重心化をすぐに実践できる内容になっています(^^)

 

ぴこしん
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ミニ四駆を復帰したてのころ、ボディの肉抜きは特に効果がないと思っていた自分が恥ずかしい!

重心とは物体にかかる重力の作用点のこと

 

ある物体にかかる重力を一点に集め、その質量を支えることのできる作用点のことを重心といいます。

 

1 物事の中心となる点。均衡を保つはたらきをするもの。「重心を置く」

2 物体の各部に働く重力をただ一つの力で代表させるとき、それが作用する点。質量中心。「重心が低い」

3 数学で、図形上に一様に質量を分布させたときの質量中心。三角形では頂点と各対辺との中点を結ぶ3本の線分の交点。

 

出典元:デジタル大辞泉(小学館)

 

シャーシのみでミニ四駆の重心を考えると、重量のある電池・モーターのある位置に重心がきます。これにボディが被さることで重心の位置が変化すると言われているんです。

 

重いプラボディが被さると、シャーシのみに比べ重心位置が上にずれます。これを解決するのが肉抜き!軽量化することで少しずつ重心を低くする効果がありますよ。

 

低重心だとコースアウトしにくい!

 

ミニ四駆の重心が低くなることで、走行中の姿勢が安定するためコースアウトが防げますよ。

 

コーナーセクションを例にあげ、高重心マシンと低重心マシンの比較してみます。

 

高重心のミニ四駆は遠心力がマシン上部に強くかかりコースアウトしやすくなりますが、低重心のミニ四駆は遠心力がマシン下部に強くかかりコースアウトしにくくなります。
遠心力がマシン下部にかかることで、タイヤグリップ力を効かせコーナーを這うように走り抜けることができるんです。
ただしグリップ力が効きすぎると、速度が落ちやすいので注意が必要ですよ。

 

実車のレーシングマシンでは低重心化は重要なようです。

 

まず性能面から見た場合には、前述のように車両の重心位置が下がります。正確には車高を下げることで、コーナーを曲がる時などに車両の傾く=ロールの中心、ロールセンターが下がるということです。

 

路面に対しての位置が下がるだけで、車体の中でのロールセンターが変わるわけではありませんが、重心位置が下がるだけでコーナリング時の安定感は増していきますので、その意味では車高を下げるメリットは大いにあります。

引用元:CarMe結局のところ『車高の低い車』のメリットってなんですか?またデメリットは?

 

ジャンプセクションでも低重心マシンは有利に働きます。

 

高重心のミニ四駆はジャンプ台を抜ける際、姿勢が高くなり着地で跳ねやすいです。
低重心のミニ四駆ではジャンプ台を抜ける際、姿勢が低くなり安定した着地ができると考えられています。

 

高重心でもパーツでカバーできます!

じゃあ肉抜きをして低重心にしないといけないのか。

 

ぴこしん
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いえいえ!グレードアップパーツでもカバーできますよ!

 

重心を低くすることに越したことはないですが、肉抜きには限度がありますからね(^_^;)
ある程度はパーツによって重心をコントロールできますよ。

 

ウェイトの重量・マスダンパーの位置・タイヤ径などによって低重心化させることも可能です。

 

ウェイトの重量・マスダンパーの位置で低重心化

ウェイトによって、シャーシ側の重さを増量することで低重心化させることも可能です。
この場合マシンのパワーがないと元も子もないので注意が必要です(^_^;)

 

マスダンパーの作動位置によっても重心を移動させることができます!

 

ジャンプ台を抜ける際にマスダンパーが作動することで、強制的に重心を下げてしまうんです。
ただし元の重心位置を確認するのがポイント!
重心の上下だけでなく、前後どちらに重心がかかっているかよく見定め設置してください。
かえって跳ね返りしやすくならないようにしましょう!

 

ぴこしん
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ミニ四駆が重くなるとモーター・電池に負荷がかかりますよ!
バランスをよく考えましょう。

 

タイヤ径を小さくすると低重心に!

ミニ四駆の重心を決する要素の一つでもあるタイヤ径。
大径タイヤは重心が高くなり、小径タイヤは重心が低くなります。

 

先述した通り、低重心にするとコーナーセクションで有利です。
ミニ四駆の車体を低くすることで粘り強いコーナリングを発揮してくれます。
ただし高重心のミニ四駆でも、ローラーセッティングやスタビライザーによってカバーできますよ!

 

重心が高いのであれば、ローラーをやや高くセッティングしてコースアウトを防ぎましょう。
スタビライザーも高さのあるものを選ぶとコースアウトしにくくなりますよ。

 

まとめ

 

  • 重心とは物体にかかる重力をある一点に集め、その質量を支えることのできる作用点のこと
  • 低重心化は肉抜きの効果の一つ
  • 低重心だとコースアウトしにくい
  • 高重心でもパーツで低重心化できる

 

ミニ四駆はできれば重心を低くした方がメリットはあります。
ですがグレードアップパーツやギミックなどを用いれば対策することが可能です。

 

ミニ四駆のボディ強度を気にしながら、肉抜きで低重心化させてみてはいかがでしょうか?

 

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