こんにちはぴこしんです!皆さんミニ四駆生活楽しんでますか!?
小学生の頃からミニ四駆で理解していないことがあって、そのうちの一つが「ギヤ比」!!
超速ギヤ3.5:1って言われても。。
ちょっとどうすごいのか正直良くわからない(汗)
そこで今回はギヤについてまとめてみました!
これを見ればギヤ比ってどんなことなのか基本がわかります!
そもそもギヤ比とは?
ギヤ比とは、「車輪を1回回すためにモーターが何回転すればよいのか」を表したものです。
ギヤ比を表す「○:1」とは、「○=モータの回転数」「1=車輪1回転」を意味しています。
車輪1回を回すことを中心に考えられているので、ギヤ比の右側はいつも「1」ということになります。
これを超速ギヤ3.5:1を例にすると、
「車輪を1回回すためにモーターは3.5回転しなければならない」
ということになります。
ギヤ比の「大きい」「小さい」は何を意味しているのか?
ギヤ比とは何か?が少し理解できたところで、次はギヤ比の「大きい」「小さい」の謎です。
ギヤについは様々な種類がありますが、今回は分かりやすく「5:1」「3.5:1」のみで説明します。
実際に例を出して解説してみます。
「5:1ギヤ」と「3.5:1ギヤ」では、「5:1ギヤ」の方が大きいです。
単純にギヤ比の左側の数字で大小を判断して大丈夫です。
では、ギヤ比の大小でどのような恩恵を受けるのでしょう?
トルクを取るか?スピードを取るか?
ギヤ比の大小で得られるものは大きく分けて次の2つです。
「トルク」そして「スピード」
このバランスをギヤ比で調節しています。
ギヤ比が大きいものほどトルクを得やすい。
ギヤ比が小さいものほどスピードを得やすいです。
おいおいぴこしんさんよー、
トルクって、また横文字かよー
いい加減にしよろーおいー
ごめんなさいねー(T_T)
でも大丈夫!思ったよりシンプルですから!
あと前より口悪くなってません?w
トルクとは、上り坂を駆け上がる力や加速力のことです!
一言で言えば「トルク=パワー」と言えます。
ギヤ比が大きいものはこのトルクを得ることができます。
5:1ギヤであれば、モーター5回転分の力が車輪一回しにかかるということになります。
いかにも力強いですよね!
その代りトップスピードは出にくいというデメリットがあります。
そうそう!ちょうど坂道を自転車で走るときって、ギヤを重くしますよね!?
あれは大きいギヤに切り替えたため、ペダルを踏み込むと重く感じるはずです。
でも1回転車輪が回ると、坂道をグンっと駆け上りますね!
あのグンっがトルクです!
ただ平坦な道だとスピードは出にくいですね^^;
一方3.5:1ギヤは、モーター3.5回転分の力が車輪一回しに使われていますからトルクは小さいですね!
その代り5:1ギヤはモーターが5回転しているのに対して、3.5ギヤはモーターが3.5回転で済むので、非常にスピードが出やすい!!
両者の間にモーター1.5回転分の差があります。
これも自転車のギヤに置き換えて考えると、平坦な道を小さいギヤにして走ると、
ペダルを踏み込む負荷は減り、楽に漕ぐことができます。
(つまりトルクが少ない)
ギヤが小さい分、一漕ぎ辺りの前に進む距離は短いですが、何回も漕ぐことで速いスピードを出すことができます!
この両者の違いから言えることは、上り坂やコーナーなどテクニカルなコースほどトルクがあるギヤ比の大きいほうが有利。また直線的なコースやスピードを狙いたい人はギヤ比が小さい方が有利ということになります。
モーターとの相性も考えるべし!
ではギヤ比さえコースに合わせて変えれば思った通りに走ってくれるのか?
そんなことはないです。
今回はギヤ比中心でセッティングを考えていますが、モーターとの相性そしてモーターへの負荷も一緒に考えなければなりません。
ギヤ比が小さいものほどモーターへの負荷がかかります。
これはモーターの回転数を見ていただければ分かるかと思います。
モーターにもトルク重視、スピード重視、バランス重視など別れていますので、うまく見極めながら使い分けましょう!!
まとめ
- ギヤ比とは「車輪を1回回すためにモーターが何回転すればよいのか」を表したもの
- ギヤ比は大きいものほどパワーがあり、小さいものほどスピードがある
- コースによってギヤ比を変更すべし
- モーターへの負荷もギヤ比によって影響する
ミニ四駆の駆動系は調べれば調べるほど奥が深いです。
今回はギヤ比の基礎についてまとめました!
ギヤを買い込んで検証してみたいなー♪
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